大阪市平野区の日本糖尿病学会認定糖尿病専門医および日本循環器病学会認定循環器専門医 池渕クリニック

池渕クリニック
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糖尿病について

早期発見・早期治療の重要性

糖尿病は早くみつけて、早めに治療することが必要です。検診などで血糖値の異常を指摘されても、自覚症状がないので軽くみがちですが、そのまま治療しないでおくと病気が進み、こわい合併症を起こしてしまいます。
軽い間に食事療法や運動療法などの治療を開始すれば病気の進行を抑え健康な生活を送ることができます。

HPLCアークレイ

来院時に血液と尿を用いて糖尿病検査を行います。測定機器の使用により短時間でグリコヘモグロビン分析装置(アダムス A1c HA-8180,ARKRAY)の結果が出ますので、外来受診日に糖尿病の状態について説明します。

当院の糖尿病治療

最近では使える薬剤が増え、血糖コントロールが不良な方は、通院でインスリン療法や週一回のGLP1アナログ注射を始められるようになっています。GLP1アナログ注射は、良好な血糖コントロールをえるだけではなく、インスリンを作るβ細胞の疲弊を防ぎ糖尿病の進行を防ぐ作用も確認されています。さらに当クリニックでは、週に1回、医師、看護師、管理栄養士、隣接薬局の薬剤師さんも参加するカンファレンスを開き、新規患者様や血糖コントロール不良な患者様の診療方針を検討し個人に応じたオーダーメードの糖尿病治療を検討しています。

また、FGM(フラッシュグルコースモニタリング)を用いた皮下間質ブドウ糖測定が行えるようになり、血糖値変動を継続的に測定できるようになりました。これにより服薬はもちろん、食事の内容やタイミング、運動と血糖値変動との関連が具体的にわかるので、変動幅の少ない質の良い血糖コントロールをめざせるようになりました。管理栄養士や看護師は患者様の食事内容と食事のタイミング、生活行動も確認し、実際の血糖変動と照らし合わせながら生活指導を行います。これまでは不明だった夜間の低血糖も確認できるので、より良い糖尿病の治療が可能性となりました。
その他当院では、e-SMBGOMRON connectとクラウド連携することにより日常生活における血糖、血圧の変動、体重、運動量、食事の内容などを把握し日常診療に役立てています。外来でのインスリン導入時も血糖測定していただいたデータをクラウドに挙げていただくことにより、丁寧にインスリン量の調節も可能となり、GLP1アナログ製剤や内服薬の作用も把握することが可能となりました。よりきめの細かい、各患者様に応じた糖尿病管理に心掛けています。

治療の三本柱

食事療法
運動療法
薬物療法

糖尿病治療の基本は食事療法と運動療法による生活習慣の改善です。しかし、生活習慣の改善によって血糖値をコントロールできない場合には薬物療法を併用します。

薬物療法(薬による治療)

食事療法と運動療法で血糖値をコントロールできない場合には、患者様に適した薬物療法を併用します。

糖尿病の薬には色々な種類があります。特に経口血糖降下剤は内因性インスリン分泌を高めるために肥満を助長しやすく、薬の効きが悪くなることがあります。そのため、食事・運動療法を基礎にして、糖尿病療養に励むことが大切です。

当院では患者様の症状に合わせた薬を処方しています。

インスリン療法

血糖コントロールが不良でインスリン療法が必要な患者様の場合は、外来でインスリン導入療法を行っています。

当院での精密検査

    • 心電図検査
    • 心エコー検査
    • 頚動脈エコー検査
    • 運動負荷心電図検査
  • ホルター心電図検査
  • 24時間自動血圧測定
  • 動脈硬化検査装置(PWV)
  • 骨密度測定装置(DEXA)
  • レントゲン検査
  • 腹部エコー検査
  • 精密耐糖能測定検査
  • 無散瞳眼底カメラ
  • グリコヘモグロビン分析装置(アダムス A1c HA-8180,ARKRAY)
  • T-SCAN PLUS(体成分分析器)

e-SMBGシステム

クリニックからe-SMBGを呼び出し可能に。

カルテにて日常の血糖の参照が可能です。

OMURON connect

「OMURON connect」で血圧データを医師と共有しよう。

お手持ちのスマートフォンに「OMURON connect」アプリをインストールし、アプリ対応の血圧計が必要になります。

自己検査用グルコース測定器

針を刺さずに、あなたのグルコース値がわかります。

センサー1枚で最大14日間(2週間)連続測定

測定はセンサーにReaderをかざすだけ

従来の血糖測定の様に、毎回の指先穿刺は必要ありません。
いつでもどこでも服の上からでも1秒で簡単測定が可能です。

継続的なグルコース変動も「見える化」

過去8時間の変動も確認でき、薬・運動・食事などの影響が分かります。

アボットFreeStyleリブレ公式サイト>>

※糖尿病で自己注射療法を行っている患者様は保険診療で行えます。詳しくはご相談ください。


スキャンすることで、簡便に数値を確認。測定回数にとらわれない。